ドーハでの世界陸上男子20キロ競歩で山西利和選手が金メダルを獲得しました。
山西利和選手は、2020年の東京五輪代表にも内定し注目されています。
そんな山西利和選手のwiki風プロフィールをお伝えします。
出身高校や中学とともに大学時代の山西利和選手について調べてみました。
いかにして文武両道を達成したのか探っていきたいと思います。
山西利和のwiki風プロフィール
名前: 山西利和(やまにし としかず)
生年月日: 1996年2月15日
出身地: 京都府
身長: 164cm
体重: 54kg
座右の銘: 継続は力なり
座右の銘が、「継続は力なり」とコツコツ努力することが得意そうですね。
山西利和選手自身がアピールポイントとして「粘り強さ」をあげていました。
長い距離で争う競歩という競技にぴったりの性格なのですね。
山西利和の出身高校や中学について
山西利和選手の出身高校や中学など学歴と当時の陸上との関わりついて見ていきます。
- 出身中学: 長岡京市立長岡第三中学校
- 出身高校: 京都市立堀川高等学校
京都出身の山西利和選手は、地元の中学、高校に通っていました。
山西利和選手が、通っていた堀川高等学校の偏差値は。
65~72
と京都府内でも屈指の進学校です。
山西利和選手は、勉強も得意だったのがわかります。
高校時代には、後に尊敬する人にあげる恩師である船越康平さんに出会います。
また、元々長距離選手に取り組んでいた山西利和選手が競歩に出会ったのも高校時代です。
堀川高等学校では、メイン種目の他に「サブ種目」もこなすのが習わしでした。
そこで、山西利和選手は競歩を選択。
2年生のときに出場した全国高校総体5000メートル競歩で2位に入ります。
3年時には、大会新記録で優勝。
さらに、世界ユース選手権1万メートル競歩で同種目日本勢初の優勝も果たました。
すっかりメイン種目とサブ種目が入れ替わってしまったのですね。
山西利和は京都大学で文武両道の道へ
高校を卒業した山西利和選手は、京都大学工学部物理工学科に進学します。
大学でも陸上を続ける気持ちだった山西利和選手は、大学入学前の春休みに早速陸上部の見学に行っていたと。
山西利和選手が大学時代練習していた農学部グランドにて⬇️

京都大学の陸上部には、陸上で有名な大学の陸上部のような監督やコーチはいません。
自ら練習メニューを考案したり高校時代の恩師である船越康平さんに歩型をチェックしてもらったりしていたそうです。
練習メニュー作りに関しては、内田隆幸小松短大監督に教えを請うていたそうです。
内田隆幸監督は、20キロ世界記録保持者の鈴木雄介選手やリオ五輪50キロ銅メダルの荒井広宙選手の指導者でした。

大学での練習は、木曜日と日曜日以外の15時からでしたが、もちろん授業が優先だったそうです。
授業終了後に練習に合流し自分のペースで練習をしていたと。
「先輩にとても強い選手がいて、ずっとその背中を追いかけていました。先輩がいなくなった今、多くの人は残された選手を見て京大陸上競技部を判断します。だから自分がやるしかない・・・プレッシャーじゃないですけど、意地ですね。」
大学4年時の山西利和選手が、語っていました。
大学4年時には、2017年ユニバーシアード競技大会で1時間27分30秒で金メダルを獲得しています。
大学の研究では、「空間同定法を用いた信号の周波数推定」という卒業論文を書いています。
陸上のおいては、恩師や実績のある監督に相談し日々の練習を淡々とこなししっかり記録も残しています。
当時、「京大生のアスリート」ということで注目を集めていました。
しかし、山西利和選手は、そのことを冷静に見ていました。
「京大生というところが大きい。自分に実力はない」
と勘違いしないようにしていたそうです。
そうして、自分を律して文武両道の道を追い求めました。